フルミスト点鼻薬(インフルエンザワクチン)について
昨年同様、これまでの注射でのインフルエンザワクチンに加え、鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン「フルミスト®」の接種もいたします。
電話にて予約をお願いいたします。当院での予定本数が無くなり次第終了となりますのでご了承下さい。
「フルミスト®」は2003年にアメリカで承認され、2011年にはヨーロッパで承認され、日本でも2023年に厚生労働省から承認を受け、昨年度から接種可能となっております。
0.1mlという少量のワクチン液を左右それぞれに1回ずつ鼻に噴霧(スプレー)する弱毒性インフルエンザワクチンで、自然感染後に誘導される免疫と類似した局所抗体応答および、全身における液性免疫、細胞性免疫の 誘導が期待されています。現在使用されている注射のワクチンと同じくらいの有効性と効果が長く持続するといわれています。
【対象年齢】
2歳~18歳ですが、当院での対応年齢:小学生以上〜18歳です。
接種可能条件:接種当日に鼻水や鼻づまりがひどくないこと
【接種用法及び用量】
0.2mlを1回(各鼻腔内に0.1mlを1噴霧)、鼻腔内に噴霧
【接種費用】
1回7,500円(税込み)
【接種できない方】
・免疫不全と診断されている方
・免疫抑制をきたす治療を受けている方
・ワクチンに含まれる成分(卵、ゼラチン、ゲンタマイシン、アルギニン)によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
・アスピリン服用中の方
・妊娠している方また、その可能性が高い方
・慢性疾患(心疾患、肝疾患、腎疾患、糖尿病、貧血、嚥下困難や呼吸障害を伴う神経疾患、免疫不全など)のある方
・1年以内に喘息発作を起こした方
【注意事項】
・接種当日に鼻水や鼻づまりがひどい方は、効果が低くなる可能性があります。
・診察する時やワクチンを鼻腔内に噴霧する時に激しく泣いて鼻水が出る場合も効果が低くなる可能性があります。
・30~40%の人で接種後3日~7日までに鼻炎・鼻づまりなどの軽い感冒症状が出ることがあります。また、微熱を含めて発熱を約10%の方で認めます。
・接種後1~2週間は乳児や重度の免疫不全の方との接触を可能な限り控えて下さい。
注射型のワクチンと比較してメリットだけがあるワクチンというわけではないことをご理解いただき、フルミスト接種をするかの最終判断は保護者・本人で行っていただきますようお願いいたします。
【副反応】
重大な副反応:ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
10%以上:鼻づまり、鼻水、咳、咽頭痛、頭痛
1~10%未満:発熱、食欲低下、下痢、腹痛、体のだるさ、筋肉痛
インフルエンザ予防接種について
10月6日(月)からインフルエンザワクチン接種を行います。
(1)接種日において65歳以上の堺市民と(2)接種日において60歳以上65歳未満の堺市民のうち,心臓,腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な状態の障害を有する方(おおむね身体障害者障害程度等級1級相当の方)は、“令和7年度 高齢者のインフルエンザ予防接種事業“により自己負担額は1,500円になります。
また、対象者のうち、以下の世帯に属する方は、自己負担金が免除されます。
(1)令和7年度市民税非課税世帯に属する方
(2)生活保護受給世帯の方
(3)中国残留邦人等支援給付世帯に属する方
(4)堺市の公害健康被害補償の対象となる方
詳細は堺市の高齢者のインフルエンザワクチン予防接種についてのホームページを参照ください。
上記以外の方は3,000円,2回接種の方は1回目3,000円 2回目2,000円です。
なお,当院では6歳以上(小学校就学児)の方が対象です。
新型コロナワクチン 予防接種について
10月6日(月)から新型コロナワクチンウイルスワクチン接種を行います。
【対象者(堺市に住民登録がある方)】
(1)接種日において65歳以上の方
(2)接種日において60歳以上65歳未満の方のうち、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(おおむね身体障害者障害程度等級1級相当の方)※身体障害者手帳等、証明できるものが必要です。
【接種費用(自己負担金)】
8,000円
(自己負担金免除について)
対象者のうち、以下の世帯に属する方は、自己負担金が免除されます。
(1)令和7年度市民税非課税世帯に属する方
(2)生活保護受給世帯の方
(3)中国残留邦人等支援給付世帯に属する方
詳細は堺市の高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種についてのホームページを参照ください。
令和7年度 高齢者『帯状疱疹予防接種』のお知らせ
令和7年4月より65歳を迎える方を対象に帯状疱疹ワクチン接種費用を公費で補助する定期接種が始まりました。5年間の経過措置として、それぞれの年度に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人も対象です。100歳以上の方は令和7年度に限り全員対象になります。
帯状疱疹のワクチンには、「生ワクチン」(培養を繰り返して弱毒化したもの)と「組換え(不活化)ワクチン」(ウイルスの一部のタンパクと免疫を活性化する物質を組み合わせたもの)の2種類があり、定期接種では、どちらにするか選ぶことができます。
「生ワクチン」は1回接種。「組換えワクチン(不活化ワクチン)は1回接種した後、2か月から6か月の間隔をあけて、2回目を接種します。
予防効果は、「生ワクチン」が50~60%で、効果の持続期間は5年程度です。ただし、70歳以上の人は効果が落ちるということが分かっています。「組換えワクチン(不活化ワクチン)は、90%以上の効果があり、効果の持続期間は10年程度です。また、70歳以上の人にも効果が高いという特徴があります。
帯状疱疹は、発症すると激しい痛みを生じ、治療が遅れると後遺症が残ることもあり、生活の質を変えてしまう可能性がある疾患です。定期接種の接種機会は1年間だけですので、定期接種対象の方はワクチン接種を検討しましょう。
令和7年度の対象者は、令和7年度中に限り定期接種として接種可能で、令和8年4月1日以降は任意接種となり全額自己負担になります。2回接種が必要な「組換えワクチン(不活化ワクチン) 」で2回とも助成を受けるためには、遅くとも1回目の接種を令和8年1月末までにすませ、令和8年3月31日までに2回の接種を受けていただく必要があります。接種スケジュール等にご注意ください。
ワクチンは取り寄せになります。当院で帯状疱疹ワクチン予防接種をご希望の方は、まずお電話でお問い合わせください。
☆詳しくは、<堺市の高齢者の帯状疱疹予防接種について>や<厚労省の帯状疱疹ワクチンについての案内>をお読み下さい。
適格請求書発行事業者登録番号のご案内
インボイス制度に係る「適格確認請求書発行事業者」に、令和6年3月12日登録されましたので、下記のとおりお知らせいたします。
名称 医療法人博真会横田クリニック
登録番号 T6120105000167
国税庁 適格請求書発行事業者公表サイト
予防接種や健康診断などの自費診療を受けられる方で、費用を会社負担でされる場合、会社に提出する領収書がインボイス対応のものが必要となる場合があります。
ご来院の前に、インボイス対応の領収書が必要かどうかを会社にご確認の上、インボイス対応の領収書か必要な方は、受付時にお伝えください。
「発熱」「咳」「のどの痛み」などの症状のある方へ(発熱外来)
新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行となりましたが、当院にはご高齢患者様や心疾患患者様など重症化リスクの高い患者様が通院されている為、感染症対策として現行の”発熱外来”を継続いたします。発熱外来では他の患者様との接触を防ぐため、一般外来とは別の入口から入っていただき、別の場所で診察します。
発熱外来は受診する前に 必ずお電話にてご連絡お願いいたします。症状を確認し、来院時間をご案内させていただきます。
午前診(月〜土曜日)での発熱外来は 8時30分から電話にて受付、午後診(月・水・金曜日)は 16時30分から電話にて受付します。
しかしながら当院で診察対応できる人数は限られております。診療の依頼が殺到し、受診を断らざるをえないケースも相次いでいます。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
受診する前に 必ずお電話にてご連絡お願いいたします。
※事前のお電話をいただいていない患者様は、直接来院されても一旦診療をお断りする場合もあります。
※当クリニックで診察対応できる熱発患者数には限りがあるため、受診をお断りする場合もあります。



















